メリットとベネフィットの違いとは?
コピーライターちゃん
ベネフィット!?

メリットは日常でもよく使いますが、ベネフィットはあまり使われません。

なぜなのでしょうか?

センス抜群の営業マンやコピーライターさえ、「ベネフィット」の意味を知らない人は多いです。

ですが彼らは「メリット」と「ベネフィット」を明確に区別して上手に使い分けています。

メリットとベネフィットの違いがわかると、伝える事が得意になります。

コピーちゃん
とっても簡単です!最後まで読んでプロになろう♪

メリットとは?

メリットとは、商品に備わるウリ(機能や特徴)のこと。


以下に3商品のメリット例を挙げます。

パソコンのメリット例
・CPU Core i7 搭載で高速処理を実現
・超軽量バッテリーで持ち運びもラクラク
化粧品のメリット例
・シミやそばかすが消える
・10歳若返る
黒い綿棒のメリット例

・取れた汚れがよく見える


商品を買うことによって直接的に得られるものをメリットと呼びます。

べネフィットとは?

べネフィットとは、メリット(ウリ・機能・特徴)によりもたらされる明るい未来のことです。


先ほどの3つの商品のメリット例に、ベネフィットを加えてみます。

パソコンのべネフィット例
・CPU Core i7 搭載で高速処理を実現
→ 重い処理によるストレスから解放され、時間が短縮できるぞ!!

・超軽量バッテリーで持ち運びもラクラク
→ 辛い外回りにの疲労とバッテリー消耗のストレスから解放されるぞ!!
化粧品のべネフィット例
・シミやそばかすが消える
・10歳若返る
→ 自分に自信が持てるようになった!人と会うのが楽しい!
黒い綿棒のべネフィット例

・取れた汚れがよく見える
→ 耳の汚れが本当に取れている事を実感できるから安心。楽しい!

黒い綿棒が良い例なですが、ベネフィットは他人から見れば「大した事が無い」と感じる所に潜んでいる事も多いです。

だからこそ、ベネフィットは日常では使われにくい言葉なのでしょう。

メリットとベネフィットは使い分けが大切

メリットとベネフィットは使い分けが大切

メリットとベネフィットは、人によって使い分ける事でより大きな効果を発揮するものです。

ベネフィットからお伝えした方が理解しやすので、ベネフィット→メリットの順にご説明します。

・ベネフィットは、商品知識がない人へ
・メリットは、すでに商品知識が豊富な人へ

このシンプルな定義を覚えれば、小難しいこと抜きにして理解度は完璧。応用は無限大でございます。

次に内容を深めるために説明していきますね。

ベネフィット…商品知識がない人へ

ベネフィットは、商品を買った後の明るい未来のことです。

知識がない人にいくら商品の機能や成分を紹介しても、比べる基準がないのでわかりません。

それよりも、購入後の明るい未来をイメージできるように説明してあげる事で、購買意欲は高まりやすいです。

コピーちゃん
ビフォーアフターなどで実体験や口コミ等を紹介しながら、お客さんが明るい未来をイメージできるようにサポートしてあげましょう。

また、ベネフィットをたくさん列挙する事で商品をより魅力的に見せるテクニックがあります。

ベネフィットを効果的に見せるテクニック
人間は7つ以上の内容を同時に見せられると「たくさんある!」と認知になるそうです。

ベネフィットをまとめて7つ以上列挙するアプローチはとても効果的で、これをコピーライターはボレットとも呼びます。

例を挙げます。

■このダイエットサプリを飲む事よって得られる効果は…

ダイエットとは無縁の生活に - サプリを飲むだけ良いので、長年の慢性化した糖質制限生活から解放されます。

「可愛くなったね!」と褒められる - 顔やお腹、二の腕など..悩んでいる部位から痩せられるので驚かれます。

太らない体にボディメイク - 90日間飲み続けるだけで、永久的に痩せにくい体質へに変わります。

ダイエットコストが大幅削減 - 高額なダイエットサプリ、器具、食品にかかるお金や時間が無くなります。

バストサイズはそのまま - 痩せてもバストサイズはそのままに。魅力的なバストがあなたのご褒美です。

腸内環境が改善 - 最も効果が認められている●●成分配合。便秘や下痢を改善し内側から健康になる事ができます。

おいしいから続けられる - 味はバナナとリンゴ味、フルーツジュースを飲む感覚で楽しく続けられます。

※あくまでサンプルです。

メリット…商品知識が豊富な人へ

メリットは、商品の直接的なウリ(機能や成分)のことですね。

例えば、育毛剤をすでに色々試した人に「若々しくなりますよ」と言ったところで、胡散臭いと感じるだけでしょう。

それよりも、あなたが知識が豊富でベストな提案をしてくれるのかを期待しています。

コピーちゃん
知識が豊富な人にはベネフィットはほどほどに説明するか省略し、商品成分や機能を中心に説明してあげることが有効です。


お客さんが知らなかった知識や情報を与えてあげる事も効果的です。

また、あなたよりお客さんの方が詳しい場合、積極的に聞き役に回り、創造性を膨らますサポートをしてあげましょう。

メリットとベネフィットを実践で使い分けるには

お客さんに直接ヒアリングして確認することが重要です。

コピーちゃん
詳しくは下の記事をチェック♪

まとめ:メリットとベネフィットの違いとは?

メリット
・商品知識が豊富な人へ
・商品に備わるウリ(機能や特徴)のこと。
べネフィット
・商品知識がない人向け
・メリット(ウリ・機能・特徴)によってもたらされる明るい未来のこと。
・他人から見れば「大した事が無い」と感じる所に潜んでいることも多い

メリットとベネフィットは、人によって使い分ける事でより大きな効果を発揮します。

メリット・ベネフィットについてより詳しい説明をしている人もいますが、最も押さえておくべきポイントは1つ。それが、『知識がない人にはベネフィットを語り、知識がある人にはメリットを語る』という点です。

人によって悩みのレベルが異なるので、白か黒かではなく、ヒアリングして、メリット・ベネフィットのどちらを最初に重点的に伝えるべきかを判断すればOKです。

ぜひ参考にしてみてください!ほんといつもありがとうございます!

Twitterでフォローよろしくおねがいします!

おすすめの記事