仮想通貨、あやしい情報商材やサプリ...よくわからない高額商品がドカドカ売れています。
この記事を読むと人が何を求めて商品を買っているのかが分かります。
結論を先に言うと感情を大きく動かすことができれば商品はなんでも売れるということなのですが..
今回は、“ 感情に訴えかけると、どんなに高額でも売れる理由 ”を解説します。
この記事を読み終えると、高価な商品を売るための方法が理解できるでしょう!
この記事のもくじ
超あやしい商品が欲しくなる心理とは
2018年、ぼくは仮想通貨ですっからかんになりました!
仮想通貨との出会いは社長にすすめられた某通貨がきっかけです。
当時は自分の知り合いでも10万円が5000万円に変わったもいるくらい、一山当てればお金持ちに慣れると言われておりましたので、「自分も手をくわえてみてられん、絶対金持ちになるぞ!」という気持ちで仮想通貨を買い漁っていました。
億り人、爆上げ、ムーン、PUMP、プレセール価格、シークレット案件、今年最後の..
ネット上は刺激的なトリガー単語であふれていました。
そして、
「資産が数百倍になったら何をしようか」という期待を胸に毎日ウキウキ♬
通貨が暴落しても「チャンス到来www」とかいって買い増しを繰り返し、毎日ハイな状態が続いていました。
ですが、、
気がつけば貯金ギリギリまで突っ込んでいました...
高額を注ぎ込んだ通貨もプロジェクトが失敗に終わりお金は消えました。
後悔しないことにしてますが、貯金がほぼゼロになったのはかなり痛かった。
生理的な欲望をかき立てるセールスライティングの方法は、以下記事を読んでみてください。
商品が売れるのは劇的な気分の変化が原因
ぼくの体験から分かる様に、商品が売れるのは劇的な気分の変化が原因です。
もし、あなたが誰かの気分をハイにさせたり、不安にさせることができたなら..それはお金が動くシグナルです。
気分を変化させるとは、以下のような気分にしてあげる事です。
- いいなぁ…
- 欲しいなぁ…
- スゴイなぁ…
- 羨ましいなぁ…
- 私もこうなりたいなぁ…
- 怖いなぁ
- ムカつくなぁ
- 不安だなぁ
- 寂しいなぁ
これらの気分に変えてあげた後、「解決する方法がある!」と教えます。そうすれば、人はどんなにガラクタでも欲しいと感じ始めるのです。
「それはオーバーでしょ。」と思った人もいるかもしれません。ですがモノが売れる条件に、商品のクオリティは関係ありません。
極論ですが、感情を動かす事さえできればモノは売れるので商品の質を上げる努力は不要です。
さらに「簡単」「確実」「自動」「楽して」を付け加えていくと、より強力に感情を動かす事が可能になります。
なぜそんなことが起こるのでしょうか?
感情を動かされた見込み客はIQが低下する
感情をビクッと刺激されたお客は、〝いますぐ解決したい〟という欲求で頭がいっぱいになります。
この時、脳は思考は低下状態になります。
煽り手の思うがままにコントロール可能な状態にあるというわけです。
例)
「あなた除霊しないとこのままじゃ大変な事が起こるよ」
→ 怖っ!どうすればいいですか?助けてください!!「こんな生活嫌だろう?このビジネスをやれば月収100万円とか普通に稼げるよ」
→ 自由な生活に憧れています。チャレンジしたいです!「彼女に『こんなの初めて』と喜ばれますよ」
→ よっしゃ、ほな買いましょか!
気分が急激に変化すると、他のことなんて考えてられない状態になります。
つまりスコトーマ(盲点)が生まれます。
よくない言葉でいうと、IQを落とす事で購入しやすい心理状況を作り出されるという事です。
ちなみに..
もしもあなたがコンサルタントなどの「教える系ビジネス」を生業とするなら、プロモーションで意図的に一度落としたIQを、元の冷静な状態まで戻してあげた後で購入を判断させてあげましょう。
セールスには、感情を動かす仕掛けが必ず入っていることを理解しておくことが大事ですね!
理解するだけで浪費が減ります。
当然ですが、あおり立て過ぎは危険
不安や高揚感をあおりたてて販売しても、お客様が期待する以上のサービスが提供できなければ、顧客の満足度は上げられません。
さらには強くあおり立てて集客すると、あなたの元へ質の低いお客さんが大集結します。
気をつけましょう。
約束が果たせない事を知りながら商品を販売すると詐欺罪に当たります。
感情に訴えかけるセールスコピーを書くべき理由
その答えはシンプル、
ですが、、感情に訴える真の理由は別にあります。
その理由は…
感情に訴える事が、メッセージを最も効率よく届ける手段だからです。
感情に訴えかけることはメッセージを最も効率よく届ける手段
人間の脳は、無意識レベルで情報を察知した後に「これは本当に正しいのか?」を考えます。
よって、感情(無意識レベル)に訴えないと見向きもされないと言うのが理由です。
以下、関連記事です。
感情(気分)を変えてあげる事は使命
何かを得たいと欲求は、「気分を変えたい」という欲求です。
だとするとサービスは、どれだけお客さんの気分を変えてあげられたかで価値が決まると言えます。
イメージしてもらいやすいように、下に例を書きました。
「 高級寿司 or 牛丼 」彼女の誕生日にどっちを選ぶ?
A君は、彼女の誕生日に高級寿司屋を予約しました。そのお店は、いつも二人で行く牛丼屋より10倍高いお店です。
美味しいものをを食べたきゃ牛丼でも良いはず…でも、なぜ高級なお寿司屋さんを予約したのでしょう?
味でしょうか?
確かに高いお寿司は美味しいです。でも、美味しいものが食べたいなら、もっと安く食べられるはずです。
彼氏が彼女に提供してあげたいのは「感情の変化」この感情の差こそが、値段の差。
お客さんは「大きく気分を変えてくれるなら、喜んでお金を支払いたい!」と感じるのです。
よってサービスとは、気分を変えてあげる事が最大の使命と言えます。
感情の差が値段の差…大きな不安、大きな期待、普段じゃ味わえない感覚。どれだけお客さんの気分を変化させられたかが、値段を決定付けます。
サービスとは、気分を変えてあげる事
まとめ:【高額商品を売る方法】超あやしい商品が欲しくなる心理とは
- 人は感情を変えたいと思ってお金を払う
- 感情が大きく動けば商品が売れる
- あおり立て過ぎは禁物
- 感情に訴えかけると利益が数倍上がる
- 感情に訴える方法が、最も効率よく困っている人にメッセージを届ける手段
- 気分を変えてあげる事は使命
- 感情の差こそが、値段の差