コピーライティングで最も重要なポイント..
それはメッセージを絞ること。
「これは自分のために書かれている!」と感じてもらうには、ターゲットを絞り込んでピンポイントなメッセージを届けることが効果的です!
OATHフォーミュラ(OATHの法則)を使えば、購入する確率が高い人だけに刺さるメッセージがあなたも作れるようになります。
ちなみに..
OATHフォーミュラを理解すると、コピーライティングにとどまらず日常会話・恋の告白・ナンパなど..あらゆる場面で絶大な効果が期待できます!
なぜなのか?
第一に、OATHフォーミュラを使うと人の悩みの深刻度が分かります。
第二に、悩みの深刻度が分かったら、何をどう伝えればいいのかがわかります。
さっそく、OATHフォーミュラについて解説していきます!
この記事のもくじ
OATHフォーミュラ(オースの法則)とは
OATHフォーミュラとは、あなたの商品に対する意識のレベルを4段階で表現したものです。
Oblivious(無知の人)
Apathetic(無関心の人)
Thinking(考えている人)
Hurting(困っている人)
下の画像は太った女性をモデルに、OATHフォーミュラに沿った意識の流れを表しています。
上の図を解説しますと、
- 無知の人は、太っていますがダイエットの「ダ」の字も意識した事がありません。
- 無関心の人は、ダイエットは良いことかもしれないけど、自分には関係ない事だと思っています。
- 考えている人は、「ヤバいかもしれない。」と問題認識している状態です。
- 困っている人は、今すぐ解決したいと困りきっている人です。
人が商品を買うのは、困っている段階の時です。
「ちょっとよくわからない..」という方は、以下の記事を見てください。
もしもあなたが「無知の人」に商品を売る場合..
問題に気づかせ→教育→欲望を引き出し→行動させるステップが必要になります!
また、伝える情報も増え、セールスコピーは長くなる傾向にあります。
逆に「困っている人」に近づくほどセールスしやすくコピーは短くても売れます。
コピーライティングでは、問題認識をしている“考えている人”に対してアプローチをすることが基本戦略です。
彼はOATHフォーミュラの他、QUESTフォーミュラ、3x3ヘッドラインルール、FABフォーミュラなどのコピーライティングにおける公式を最初に考案した人あり、プロのドラマーとしても活躍しています。
では、OATHフォーミュラを段階順に解説していきます!
Oblivious(無知の人)
無知の人は、自分が抱える問題に気がついていない人です。
興味がない人を振り向かせるのはかなり大変ですよね?
この段階の人に商品を売る場合、問題を自覚させることがスタートになります。
Apathetic(無関心の人)
無関心の人は、問題に気づいているけど“自分ごとじゃない”と思っている人です。
「あー、運動ね〜。大事だよね〜、知らんけど」といった<知らんけど状態>の人がApatheticです!
この段階の人に商品を売る場合、不安を煽って関心を持ってもらう事がスタートになります。
Thinking(考えている人)
考えている人は、問題を認識しており、さらに解決したいと思っています。
どんな商品を買えばいいのか、買わなくても解決できるのかも含めて自分なりに調べている段階です。
売り込み(セールス)は、考えている人をターゲットに行います。
Hurting(困っている人)
困っている人は、今すぐに問題を解決したい人です。
この段階の人へのセールスが最もかんたんです。ただし、既にいろんな解決策を試して失敗し疲弊している可能性もあります。
あなたの商品が他とは違って優れている理由を示すことが有効です!
OATHフォーミュラの段階別アプローチ方法
OATHフォーミュラの段階別のアプローチ方法をご紹介します。
確実に刺さるメッセージを届けるには、伝えるメッセージを絞り込むことが有効です。
痩せメタボの私を例に、メインターゲットを絞り込む段階別アプローチのコツをまとめました。
O:無知の人へのアプローチ
イメージがしやすい身近なことと関連付けて不安を煽ります。
A:無関心の人へのアプローチ
問題を放置するデメリットを訴えて、簡便性の高い解決策を示す。
T:考えている人へのアプローチ
自社商品と競合の違いをアピールして商品を紹介。
H:困っている人へのアプローチ
期間限定・返金保証・無料体験などを付けて安心してもらい、今すぐ購入すべき理由を伝える。
アプローチのポイント
悩みは人によって大きく違うので、お客さんの状況をできる限り知る努力をおこないます。
まとめ:【OATHの法則】買う確率が高い人だけに刺さる文章の作り方を完全解説【OATHフォーミュラ】
OATHフォーミュラとは、あなたの商品に対する意識のレベルを4段階で表現したものです。
Oblivious(無知の人)
Apathetic(無関心の人)
Thinking(考えている人)
Hurting(困っている人)
セールスコピーを書く場合、どの段階をターゲットにするのかを決めて書くことが大切ですね!
今にも解決したい人に「知っていましたか?痩せている人ほど脳卒中のリスクがあります」と言ったところで、「そんなんとっくに分かってるからはよ!」とイライラされる事は目に浮かぶと思います。
ターゲットを絞った後も導線をブラさないこと
絞り込んだターゲット“だけ”をメロメロにする導線を作ることで、離脱が減り成約率は高くなります。
“決断とは決めて経つ事だ。一つの選択肢を決めて、他を経つ。
決断力がある人間は成功できる。”
以上、OATHフォーミュラの解説でした〜!