つい再生してしまうYouTubeの動画ってありますよね?
ぼくなんかは、てんちむのサムネにドキッとしてついクリックしてしまう訳なのですが、、
といえばちょっと違うはずです。
実は、大衆ウケしている大物YouTuber達は、人が持つ「無意識の欲」を刺激することが得意な人たちなのです。
「無意識の欲」を刺激されると、相手の思うがままに行動をしてしまいます。
つまり強制的に動画を見せられて、大好きになってしまう相手の思うツボにはまるのです。
では、無意識の欲とは何を指すのか?
この記事では『脳の三位一体論(3つの脳)』の理解を深め、「無意識の欲」をかきたてる方法について、てんちむさんの動画を参考にして解説していきます。
最後まで読むと、「大衆にウケるコンテンツとは何か?」「どうやて惹きつけて、大好きにさせるのか?」が明確に分かります。
応用すれば、あなたのコンテンツはイヤでも見られるし、ファンが増えます。
直接的な言葉で言うと「 稼げます 」。
この記事の要点を箇条書きで説明すると..
- 人間の脳は「3つの脳」に分けて理解すると便利!
- 3つの脳とは「爬虫類脳・哺乳類脳・人間脳」のこと
- 爬虫類脳・哺乳類脳を刺激すると「無意識レベルで欲が発生する」
- 「無意識レベルの欲」とは本能。
- 大衆ウケを狙うなら、本能を刺激しよう。
- 大衆ウケを狙うなら、人間脳は刺激しないこと
- つまり、頭を使わせないこと
- 爬虫類脳・哺乳類脳を刺激し、人間脳を刺激しないこと
- 大衆ウケの仕組みを具体例で解説
この記事のもくじ
てんちむは爬虫類脳と哺乳類脳を徹底的に刺激している
結論から言いますと、てんちむはタイトルとサムネイルで爬虫類脳を刺激して興味性を打ち出すことで動画へのアクセスを誘発していますね。
次に、動画内では爬虫類脳を刺激しつつも哺乳類脳を刺激し恋人or友達に近い親近感を与えています。
最後にコンテンツ全域で考える為の脳、つまり人間脳を徹底的に刺激しない構成で作られています。
- 爬虫類脳を刺激して集客をしている
- 動画内で哺乳類脳・爬虫類脳を刺激し、親近感と興味性をファンを増やしている
- コンテンツから人間脳を徹底的に排除して、観てて疲れない動画を作っている
爬虫類脳・哺乳類脳は無意識に引き起こされる欲
爬虫類脳と哺乳類脳は、無意識に反応してしまう脳です。その逆が人間脳です。
無意識にボーッと眺めて楽しめるコンテンツは、爬虫類脳と哺乳類脳だけをうまく突いて作られています。
爬虫類脳・哺乳類脳・人間脳とは?
ここでは詳しい事は抜きにして、3つの脳(爬虫類脳・哺乳類脳・人間脳)の特徴を示します。
①爬虫類脳 ⇨ サムネイル・タイトル作りに活用!
爬虫類脳は、生き残るために必要な生存欲求をつかさどります。
生存欲求とは、性欲・食欲・排泄欲・睡眠欲・生存欲・支配欲・行動欲などです。
例えば以下のようなキーワードをサムネイル・タイトルで表現してます。
- 性欲(セ○クス・お○ぱい・爆Nu・AV・キス・裸など)
- 食欲(大食い・食テロ・激辛・ASMR・食レポ・釣り・料理)
- 排泄欲(う○こ・ゲロ)
- 生存欲(サバイバル・格闘技・人体の秘密・解剖)
- 支配欲(お金・高級車・時計)
- 行動欲&好奇心(やってみたい・食べてみたい・なによりも優先して行動したい・つい目を奪われる)
人気YouTuberに多いキーワードじゃありませんか?
これらキーワードでサムネやタイトルを作ると、とりあえず見ないと気が済まない欲求が誘発されます。
そして最大の特徴は、行動を実行するのは爬虫類脳だという事。
つまりこの欲が引き起こされると我慢ができないケースが多いです。
ex)電車の中でうんこを我慢するのがツラい様に..
- 無意識
- 行動を起こすのは爬虫類脳
- 最も強い欲
サムネイル作りのコツ
サムネイルは文字を詰め込まない事。こうする事で読む労力が下がります。
ストレスを与えず、視聴者に都合の良い妄想をしてもらうには文字は短いほど良いです。
短くするほどインパクトが出ますね。
タイトル作りのコツ
とにかく読ませない事。そして、目に飛び込ませる事。
タイトルを書くコツは、キーワードを全角8文字で左寄せします。こうする事でスマホで見やすくなります。
キーワードは、自分が伝えたいキーワードではありません。検索されるだろうワードです。
てんちむやゆきりぬ、そして多くのYouTuberが8文字を意識しているように思われます。
- キーワードを全角8文字で左寄せ
タイトルをきれいに見せるには8文字が良いと思います。ただし、端末によって異なるため11文字を意識しているケースや、8文字、9文字、11文字できれいに見えるタイトルを作成しているケースもあります。(2019年)
- キーワードは検索されやすいものを選ぶ
キーワードは検索した人の悩みや興味とマッチしている必要があり、かつ、キーワード自体が動画コンテンツの推しどころである必要があります。
てんちむの動画で再生回数が多い動画は改行もバッチリです。
てんちむさんの動画タイトルの例
・ヘビースモーカーのガチスキンケア
・ムチムチ体型でも可愛く着れる水着特集-2018-【女子向け】
・【大事なご報告】爆乳になりました
・メールがしつこい一般童貞と1日デートしてみた。マジで怖かった
→ 8行でも11行でも2行目の改行がきれいです
・【ASMR】眠れない皆様へ-厳選!!耳かきetc-【音フェチ動画】
→ 半角ローマ字は2文字で1文字とカウントします
この様なタイトルを見ると、無意識にビクッ!と本能が反応してしまいます。
ゆるいキャラに見せて、とてもアザとい戦略がなされております。
②哺乳類脳 ⇨ 動画内でファン化に活用!
哺乳類脳は、主に感情をつかさどります。
好き・嫌い・楽しい・さみしい・悲しいといった感情です。
また、コミュニティ(仲間)意識が強いです。
動画を観ているとだんだん親近感を抱くのは、哺乳類脳が刺激しされています。
てんちむやゆきりぬの動画を観ていると、自分だけに語りかけ一緒にデートしている様に錯覚します。
つまり、自分の彼女だと錯覚するアプローチをしており無意識に惹かれてしまうわけです。
プレミア公開、生配信、オフ会などでよく観てくれる視聴者と交流する事で、動画の平均視聴維持率が伸ばせます。
③人間脳 ⇨ 説明や解説要素を排除!
人間脳とは、考えたり難しいこと分析する脳です。
難しい説明を徹底的にカットする事で、考える余地を無くして脳を疲れさせないことに気を使ってくれてます。
そうすると単純に楽しく感じるし、もっと動画を観たいなぁと思ってもらえそうですよね?
爬虫類脳・哺乳類脳は、大人になると忘れがち
人の脳は常に成長します。特に30歳以降もどんどん発達するのが人間脳です。
論理的な考えができる様になる反面、爬虫類脳・哺乳類脳はややその影をひそめる傾向にあるようです。
たとえば、昔は腹をかかえるほど笑ってたマンガやアニメが大人になって笑えなくなってしまった経験、ありませんか??
その昔、燃えるお兄さんって言うマンガが存在しました。
先日、久々に見たくなって全巻まとめ買いをしてみたのですが、ビックリするほど面白くなくて驚いたんですよ。
笑いのツボが変わってしまったと言ってしまえば簡単ですが、大げさなアクション、下品な下ネタ..といった爬虫類脳的な笑いを、いつしか面白く感じなくなったのかもしれません。
大物YouTuberは、自分にとっての「面白い!」と大衆ウケする「面白い!」の違いを明確に理解してる様に思います。
爬虫類脳・哺乳類脳を意識する事でコンテンツはより大衆的になり、一般層にとっては魅力的なものになるでしょう。
自戒の念を込めて..
まとめ:【3つの脳】爬虫類脳・哺乳類脳を刺激する方法をてんちむの動画で理解する
【大人気YouTuberの場合】
■タイトルとサムネイル
→ 爬虫類脳を刺激してクリックを誘発
■動画内コンテンツ
→ 哺乳類脳と爬虫類脳を刺激し親近感と大衆ウケを狙う
■注意
→ とにかく視聴者に考えさせない
大物YouTuberは自分にとっての「面白い!」と大衆ウケする「面白い!」を明確に理解している
今回はてんちむさんの動画を参考にして、3つの脳を紹介しました。
つい再生したくなる動画の仕組みは、無意識の欲求を刺激すると効果的です。
(当然ですがてんちむさんが人気なのは桁外れの努力と覚悟があるからです)
記事の中で紹介した「三位一体脳説(3つの脳)」は、色々な場面で役立ちます。
3つの脳についてもっと知りたい方は下の記事も見てね!